ヲリベちゃんは不器用

趣味(アニメや漫画)について綴ります。備忘録の側面も有しているので悪しからず。Twitterは@_wolive

2022漫画紹介

 去年と同様に、印象に残った漫画を新規作品と完結作品で各5作ずつ紹介します。もっといろんな作品を読んでいきたいのですが時間が足りないですねえ。積読がやばい!!

 

 

<新規作品>

第1巻発売あるいは第1話掲載が2022年のものです。

まだ始まったばかりのものをお探しの人はご参考に。現在も連載中です。

 

黄泉のツガイ(~2巻)

山奥の小さな村落に住む少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように…。穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体…!?未曾有のツガイバトルここに開幕!!

 鋼の錬金術師銀の匙で有名な荒川弘先生の作品です。ツガイという異形の存在を従えてバトルするのがおもしろいのは勿論ですが、兄妹の出生に関する謎も興味深く楽しんでおります。夜と昼を分かつ子という設定の重要性、父母とヤマハおばぁで立場が異なる意味、父母の消失など、まだまだ未知情報が多く本当に楽しみです。

 主人公は山村に住む少年であるため、夜目が利き、狩猟がうまいのが特徴です。現在はツガイを活かした戦法という感じではないが、組み合わさるとどうなるのだろうという感じ。襲撃事件で多くのツガイが登場しましたが、存在数はかなりの数なんですかね。また、解と封という特有の能力も目が離せませんよね。解で契約や結界を解除するのチートすぎる。荒川弘、さすがすぎる。

 

黄泉のツガイ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス) | 荒川弘 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

これ描いて死ね(~2巻)

とよ田みのる最新作は、漫画家漫画!

漫画の可能性をひたすらに探究した前作
金剛寺さんは面倒臭い』完結から1年8か月。
待望の新作は、漫画を描く歓びも苦しみも、
ぜぇ~~~~んぶを詰め込んだ、
漫画愛に満ち溢れた漫画浪漫成長譚!
漫画を愛する全ての人に届けッ!!


東京の島しょ・伊豆王島に住む
安海 相は、漫画が大好きな高校1年生。
長年活動休止状態の憧れの漫画家
☆野0先生がコミティアに出展することを
知り、東京都区内に旅立つことに…
そしてコミティア会場での
思わぬ出会いが相の人生を変える!

漫画家にはどうやったらなれるのか?
知っているようで知らない漫画創作の世界。
この物語は、その世界に続く“まんが道”へ
踏み出していく少女の物語。

漫画家を目指している人にも、
かつて目指していた人にも、
漫画が好きな人にはもちろん、
漫画を毛嫌いしている人にも、
漫画を読んだことがない人にだって
絶対に読んでもらいたい漫画の漫画ッ!!


ゲッサン本誌掲載時のカラーページを
単行本でもカラーで再現!

巻末には本作に実は深く関わる作品だった
「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された読切、
『デビュー』タイトル改めの『ロストワールド』を収録!

 次にくるマンガ大賞にランクインしていたので読み始めました。漫画を作る部活もので、舞台は伊豆大島です。実際に作者も一時期に住んでいたようです。とよ田みのるさんの漫画を読んだのは初めてですが、当作品が面白かったので他作品も読みたいなあと思っております。

 画力が高いとは言い難いので、内容はどうなんだろうかと勝手にバイアスをかけていましたがとてもおもしろく彼女たちの存在がまぶしいですね。原作・作画・評論者という三人を揃えることで漫画を作るための地、そしてライバルとしてヒカルちゃんを持ってきたのいいですよね。

 ヒカルちゃんのテスト勉強や部室の改装など、部活ものらしい側面やコミティアに向けた宿泊や移動といった島民のリアルさが、本作品の魅力の一つと考えます。ただ漫画を描くだけでなく、彼女たちの生活に根差した作品観が好きです。

 上記のあらすじで紹介されているロストワールドという作品を読めるので、単行本で読むのを勧めます。作中に彼女たちの顧問で漫画家で指導役の先生が登場しますが、その先生がどのように漫画化になったかがロストワールドで描かれています。いわばスピンオフや外伝のイメージですね。異なる角度から先生の生き様を読み解くことができます。

 本筋と離れますが、これ描いて死ぬというのが誰に向けてのメッセージか、どのような使用場面かというのがよく分りません。どこかでタイトル回収されるのでしょうか。それとも漫画家あるあるの台詞なのでしょうか。

 

http://これ描いて死ね(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス) | とよ田みのる | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

花は咲く、修羅の如く(~3巻)

人口六百人の小さな島に住む少女・花奈は、島の子どもたちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。花奈の“読み”に人を惹きつける力を感じた瑞希は、自身が部長を務める放送部への入部を誘う――。朗読の技術を学ぶことはもちろん、普通の学校生活も花奈にとっては未体験なことだらけ。放送部のメンバーたちと様々な“はじめて”を経験し、少しずつだけど前に進んでいく。

 響け!ユーフォニアムで有名な武田綾乃さんが原作を務める部活作品です。この作品の特徴は、朗読をテーマにしている点で、主人公は放送部に所属しています。 

 僕がアニメや漫画を好む理由の一つは、知識を吸収して自身の世界を広げることができるからです。花修羅を通して、放送コンテスト(Nコン)という存在およびその内容を知りました。なにかと新しいことを知るのは好きなんですよね。

 漠然と朗読してきた主人公が放送部での活動を通して、技術的な成長をしていくことにおもしろさを感じます。また、主人公と西園寺修羅の関係が気になりますね。話題に上がるときの表情が示唆的なので。個人的にはこの二人の関係性に重きがあってほしいという願望があります(百合豚くん)

 あとね~夏江杏ちゃんがかわいい!!! 努力家だしツンデレだし萌え萌えすぎるだろ!!! 結婚していいか? 自身の強みを正確に理解して、目標に向かって歩み続けるのって重要な能力ですからね。

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http://花は咲く、修羅の如く 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) | 武田綾乃, むっしゅ | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

新しいきみへ(~3巻)

妻の浮気を誤解した高校教師の佐久間悟。傷心のまま旅し、故郷・小田原でひとりの少女と出会う。不貞を働きそうになるが正気に返って再び日常へ。新年度、担任するクラスに見覚えのある姿が…。「相生亜希です はじめまして」 “あの日”の少女は魔性の魅力を携え、悟に迫る。教師と生徒、禁断の恋愛劇が開幕。

 少し前にヤンジャンで連載していたアルマの作者ですね。エロティックな始まりで前のめりに読んでたら普通に話が面白かったという具合。

 恋愛劇という側面もありますが、二人でパンデミックを乗り越える物語性が私としては好きな部分ですね。話を読み進めると分かりますが、「新しいきみ」とどのようにパンデミックを攻略するかという話で、女の子が何度も世界を生きているようです。続きが楽しみ。

 

http://新しいきみへ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) | 三都慎司 | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

カテナチオ(-)

東條高校サッカー部に所属する嵐木八咫郎(あらきやたろう)の夢は欧州を制覇し、世界一になること。
高校3年の最後の試合、夢への第1歩、プロ入りを目指しスカウトの目に留まるため奮闘をするが―…。

 まだ単行本は発売されておりませんので上記のような表現となっております。12/22発売のヤンジャンに9話が掲載されていました。

 こちらはサッカー漫画で、ポジションはセンターバック(CB)です。プロを目指してフォワードとして高校でプレイしていた主人公ですが、過激な主張で部員から疎まれ、プロ入りがかかった最後の試合でCBにコンバートさせられたという感じです。そのプレイを見た外国人監督が才能を見出してスカウトされるという具合で話が進みます。

 この主人公はプロへの憧れや拘りが強く、努力量が桁違いなのはさることながら、CBでプレイした際には点を取らせないためにファウルを平気でもらっていました。そのような泥臭さや執念が監督の目に留まった感じです。

 まだ始まったばかりで作品がどのような方向にどう転ぶか分かりませんが、期待している作品の一つです。

 

[第1話] カテナチオ - 森本大輔 | となりのヤングジャンプ

 

<完結作品>

最終巻発売あるいは最終話掲載が2022年のものです。

完結済みのを読みたい方はご参考に。メディア化したような人気作品は記載しない方針です。

 

遺書、公開。(~9巻)

灰嶺中学2年D組は新学期に「2-D序列」と題したクラス全員の序列が記してあるメールが届く。しかし、“序列1位”の姫山椿はクラスの不穏な空気を打ち破る。姫山のおかげで普通のクラスになったかと思われた11月──。姫山が校内で自殺してしまう…。葬儀の帰りに教室に戻ったクラスメイト達の机に姫山椿から「遺書」が置かれていた! 死者からの「遺書」を巡り2年D組の闇が暴かれる!?

 ヤングガンガンを立ち読みしていた時期がありまして、その時に興味を持ちそれ以来読んでいた作品です。ちなみに、その立ち読みが影響して、ビス恋、八雲さん、兄嫁、罪と快も読むようになりました。

 こちらの作品の物語は、教室のホームルームでのみ進められます。上のあらすじに記載されているように、①クラス内の序列が記されたメールがクラス全員に届く、②その序列を内内で意識しているものの日常が流れる、③ある日、序列1位の姫山さんが自殺する、④姫山さんがクラス全員のそれぞれに向けて書いた「遺書」が机の上に置かれている、⑤その遺書の内容をホームルームで一つずつ「公開」しよう!、という1話で始まります。つまり、最終話までホームルームで遺書公開が行われて真相が明らかになるという構成です。

 クラス内カーストというものについて、学校で生活してきた人間なら一度は考えたことがあると思います。いじめが無いクラスでも、陽キャが上位Tierで陰キャが下位Tierという構図は基本的に同じでしょう。序列という定量的な指標がクラス内で共有されていることが物語の肝で、定量的であるから、「◯◯君(さん)はn位だから」といった言い回しが数多く登場します。この序列という存在が、"何の"序列なのか自体も重要なキーなのですがね。是非一読してほしいですね。

 

http://遺書、公開。 1巻【デジタル限定特装版】 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER) | 陽東太郎 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

復讐の教科書(~13巻)

教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」

 いじめられっ子がいじめっ子に対して復讐するというのが大筋です。これだけなら、ありふれた内容ですし世界最強にはならないでしょう笑。自殺を迫られて落下した衝撃で、いじめられっ子の黒瀬が、尊敬している熱血教師の白鳥先生と中身が入れ替わります。中身が入れ替わったたため、白鳥先生という人気の象徴である立場を利用して、いじめられっ子に対して復讐します。この設定だけでもかなり惹かれる部分はありますが、この白鳥先生も癖のある存在なんですよね。言いすぎるとネタバレになるので詳細は省きますが、この白鳥先生が、実は、主人公が尊敬するような人間性道徳心を持っておらず、偏った思想を抱いていることが物語の肝となっております。

 いじめが原因で自殺するという事件は現実世界でも往々にして存在するので、復讐劇はスカッとします。是非、一読してほしいですね。

 

http://復讐の教科書(1) (マガジンポケットコミックス) | 廣瀬俊, 河野慶, 河野慶 | マンガ | Kindleストア | Amazon

 

破壊神マグちゃん(~9巻)

人類はかつて聖戦で破壊神を宝珠に封じ込めた。そして月日は流れ、田舎町で暮らす中学生・宮薙流々は、海岸で偶然その宝珠を拾い、封印を解いてしまう。現れた破壊神の姿は!? 破壊神とのスローライフ物語開幕!!

 ジャンプに掲載されていました。いつまでも続くと思っている日常が終わってしまうのは悲しいですよね、もっと彼女たちの日々を読みたかった。破壊しか考えていない破壊神のマグちゃんが流々との生活を経て、人間の生活を知って考え方が変わっていくのが素晴らしいですよね。特に最終話が素晴らしくてですねえ!! 最終話なので日常が早送りされて、流々が進学して結婚して家庭を持ち子供が巣立っていきという流れをマグちゃんが見守り続けるんですよ。やっぱり人間ですので、流々も老いて死んでしまうんですよね。そして初めて孤独という感情を知り、たかだか数十年という短い時間に充足感を覚えたマグちゃん、とても良い。そして時代が巡ってまた日常が始まっていくという最終話の攻勢が本当に天晴だった。

 そして、登場する邪神の姿がゆるくて愛嬌があるのが、愛おしいんですよね。特にナプタークが好きすぎる。食堂でアルバイトするうちに、料理の面白さに目覚めた結果、自分で買い物してお料理するんですよ!? かわいすぎんか!? 狂乱要素はどこに行きましたか笑。ヤドカリのヤドカリーズを連れてるのも好きなんですよね。

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>>この邪神、かわいすぎないか???

 

http://破壊神マグちゃん 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) | 上木敬 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

欠けた月とドーナッツ(~4巻)

オシャレをして、メイクをして、恋をする……そんな「普通」の女性に憧れるOL、宇野ひな子。しかし、彼女は男性とつき合うという「普通」の恋愛に、自信のなさから一歩を踏み出せずにいた。恋愛に踏み込む恐れと、独りでいることへの不安の間で板挟みになり、夜道であてもなく助けを求めるひな子。そんな彼女に手を差し伸べたのは、たまたま通りがかった同じ会社のお堅い先輩、佐藤あさひだった……

 OLの百合作品です。"普通"という正体の見えない概念に対して、生きづらさを感じている人は共感しやすい内容であると思われます。

 私自身はぼっちでご飯を食べることが多いですし、彼女やセフレがほしいとも思っていませんし、オシャレをしたいと思わないし、パンピ向けの趣味や音楽などに疎いです。"普通"という価値基準でフィルタリングすれば、私は普通と離れている部分が少なからず存在すると自認しております。特に、女性OLなら周りと話を合わせることが必要なイメージが強いです。そういった"普通"の女性に憧れつつも、"普通"に対して違和感を抱きつつあるひな子さんが、お堅く女性同士であまり交流していないような先輩社員のあさひさんに惹かれていくという内容です。

 女性同士の関係性って本当に素晴らしいですよね。(私はノンケです) 性別を超えた感情が好きすぎて絶叫する。同性愛者などのセクシャルマイノリティは親にそれを切り出しにくく、内に留めるという人も多いと思われます。本作では、ひな子さんが母に対して「今の好きな人はあの女性なんだ」と伝える場面もありますが、その発言がきっかけで本心から母親と対話し始めたのが印象的です。OL二人の物語ですが、家族や同僚も多く登場するため、現実の社会生活を感じさせてくるのがこの作品の魅力ともいえます。

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http://欠けた月とドーナッツ: 1【イラスト特典付】 (百合姫コミックス) | 雨水 汐 | 女性マンガ | Kindleストア | Amazon

 

ゾミア(~3巻)

舞台は13世紀、モンゴルの侵攻に疲弊する金国の首都・中都大興府。元奴隷の少年であらゆる言語を覚えることができる語学の天才・ネルグイは、モンゴル軍が仕掛けた「史上初の空襲」によってすべてを失った。「自由が欲しければ戦え」親友バートルの言葉を胸に、ネルグイはモンゴル相手にリベンジを誓う。武器は「言葉」、相手は史上最強最大の帝国。元奴隷少年の、「知」で「血」を洗う歴史大河スペクタクル開幕――!

 主人公が言語を強みとした歴史ものという着眼点はおもしろい。他の国を政略するに当たって、言語の壁を取り除くことができていれば流す必要のなかった血は数多くあるだろう。また、僕自身が読んだことのある歴史ものでモンゴル周辺を舞台にした作品は初めてで学びも多かった。世界史を選択していたらもう少し高い解像度で物語を楽しめたのだろうなと悔やまれますね。教養を身につけたい。

 キングダムのような壮大な物語になりそう!と期待していたので、打ち切りで終わってしまったのは残念で、続きを読みたかったですね。タイトル回収したと思ったら終わってしまい、ネルグイが山村部を拠点としてチンギスハンと対峙するという構想だったんですかね。

 ぬるっとラスボスのチンギスハンが出てきて簡単に接近しちゃったし、その子供を攫っていったし、杜撰な構成だったかと…。当初は、バートルとネルグイのダブル主人公で、武と文を兼ね備えた二人で成り上がっていくのかなと思っていました。しかし、二人が再会したと思ったらなぜか敵対関係にあって、物語をどういった方向に持っていこうとしているのか分からず、その必然性も掴めませんでした。あと、コメディ要素が物語にあまり噛み合ってなかった点も印象に残っています。(喃語とか

ゾミア(Zomia)とは、大陸部東南アジアにおいて、歴史的に低平地の人口集積地に基盤をおく政府による支配が困難であった巨大な山塊を指す地理学用語である。アムステルダム大学の歴史研究者ウィレム・ファン・シェンデルが2002年に造語した。

 

http://ゾミア(1) (ヤングマガジンコミックス) | 浅村壮平, 石田点 | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon

 

後書き

 メディア化するような人気作を外しているので自然と作品数が絞られるし、母数が少ないと各部門の対象が5未満になりかねないですね。これからも漫画を読み続けていきたいと思います。2022年の後半はあまり漫画を読めていなかった節があるので、就活を終えたらしっかり邁進したいですね。特にマガポケで追ってる作品が溜まりまくっています… その分、開拓も間に合っていないのでダメなんですよね。死ねよ。

 2022年の漫画関連のニュースとして記憶に新しいのは、葬送のフリーレンのアニメ化発表ですね。好きな作品なのでアニメを見るのが楽しみです。長寿な種族であるエルフのフリーレンが勇者パーティとの旅を終えたところからスタートします。その旅で培った経験を基として、異なるパーティと旅を始めていきます。上級の魔法使いがどの点で秀でており、如何に上手く戦闘をこなしているのかが分かるバトルは魅力的ですね。エルフという長寿性が経験値としてバトルに還元されることは勿論ですが、人間の数十年という人生の単位がエルフにとっては刹那的です。そのギャップを上手く表現した作品です。

 今週末に2022秋アニメの方も投稿しようと思います。レギュラーの投稿でアニメと漫画に言及するという形で2023年以降も進めていきます。投稿のバラエティを増やして、「自分らしさ」で構成されるブログになればいいなと思っています。応援よろしくお願いいたします?